KPBブロック(高擁壁用)
製品概要
擁壁高8mまで対応した擬石模様の練積大型ブロック(1個/m2)です。
裏壁があるので、裏型枠が軽減できます。
ブロックの控えは750・1000(mm)の2種類です。1250(mm)以上も相談に応じます。
専用の基礎ブロックも用意しています。
「道路土工 擁壁工指針」の「通常のブロック積擁壁に準じた大型ブロック積擁壁」に対応しています。
使用に当たって、「国土交通省制定土木構造物標準設計」「道路土工 擁壁工指針」を参考に行ってください。
特長
展開図
本体 A型
本体 B型
基礎ブロック
基礎ブロック形状図
基礎ブロック割付正面図
施工方法
CADダウンロード
PDFダウンロード
特長
KPBブロック(高擁壁用)は、ブロック単体壁面の大型化を図ると共に多くの付加価値(省力化、省人化、安全性等)を兼ね備えた、最も施工性に優れた大型練積擁壁です。
○擁壁高8mまで対応した擬石模様の練積大型ブロック(1個/㎡)です。
○裏壁があるので、裏型枠が軽減できます。
○ブロックの控えは750・1000(㎜)の2種類です。
○専用の基礎ブロックも用意しており、施工手間を省くことができます。
道路土工 擁壁工指針(平成24年度版)の「通常のブロック積擁壁に準した大型ブロック積擁壁」(解表5-7)に対応しています。
使用に当たって、「国土交通省制定土木構造物標準設計」「道路土工 擁壁工指針」を参考に行ってください。
解表5-7 控長に応じた背面勾配と直高の関係(m)
背面勾配 |
1:0.3 |
1:0.4 |
1:0.5 |
控長 |
50cm以上 |
– |
~3.0 |
~5.0 |
75cm以上 |
~4.0 |
~5.0 |
~7.0 |
100cm以上 |
~5.0 |
~7.0 |
~8.0 |
※)上表は、嵩上げ盛土高が直高の1/2程度以下まで適用できる。
道路土工 擁壁工指針(平成24年度版より)
もたれ擁壁に準じた構造の大型ブロック積み擁壁(解表5-8)にも対応できます。
解表5-8 背面勾配に応じた直高と最小控長の関係(m)
背面勾配 |
1:0.3 |
1:0.4 |
1:0.5 |
控長 |
50㎝以上 |
- |
~3.0 |
~5.0 |
75㎝以上 |
~4.0 |
~5.0 |
~7.0 |
100㎝以上 |
~5.0 |
~7.0 |
~8.0 |
注1)最小控長は50㎝以上とする。
注2)岩盤などの切土部に法面保護工として用いる場合は、上表によらなくてもいい。
道路土工 擁壁工指針(平成24年度版より)
擁壁前面勾配、1:0.3~1:0.4のKPBブロック積は、現場打ち基礎にて対応可能です。
詳しくは、弊社まで問い合わせください。
本体 A型
呼び寸法 |
寸 法(㎜) |
参考重量
(㎏) |
胴込量
(㎥) |
a |
b |
c |
d |
r |
750 |
1,250 |
800 |
839 |
671 |
750 |
699 |
0.466 |
1,000 |
1,118 |
950 |
1,000 |
745 |
0.695 |
本体 B型
呼び寸法 |
寸 法(㎜) |
参考重量
(㎏) |
胴込量
(㎥) |
a |
b |
c |
d |
r |
f |
g |
750 |
625 |
800 |
839 |
671 |
750 |
156 |
260 |
440 |
0.192 |
1,000 |
1,118 |
950 |
1,000 |
435 |
450 |
490 |
0.297 |
基礎ブロック
呼び寸法 |
参考重量
(㎏) |
寸 法(㎜) |
胴込量
(㎥) |
a |
b1 |
b2 |
c |
d |
r |
750 |
662 |
2,500 |
220 |
200 |
505 |
585 |
1,000 |
0.268 |
1,000 |
728 |
805 |
885 |
1,300 |
0.405 |
基礎ブロック形状図
基礎ブロック割付正面図
施工方法
掘削および基礎工
1.掘削深さは根入れ深さ、基礎砕石、敷モルタル厚さを考慮し、掘削は基礎地盤を乱さないよう行う。
2.基礎の形状寸法は下表を標準とする。
(単位:㎜)
呼び名 |
B1 |
B2 |
h1 |
h2 |
750 |
1,000 |
1,100 |
200 |
30 |
1,000 |
1,300 |
1,400 |
基礎ブロック据付工
1.基礎ブロック据付精度の良否で工事仕上り(スピード、出来栄え)が決定するので、設計図書通り慎重、且つ確実に行う。
2.隣接する基礎ブロック間の位置決め調整機能を果たす為のガイドピンを使用する。
3.敷設後は基礎ブロック開孔部にコンクリートを2/3程度充填し、一体化を図る。
本体ブロック据付工
1.基礎ブロック上に本体ブロックを設置する際の敷モルタルは不要。
2.本体ブロックを所定の位置にセット(基礎ブロック前面より11㎝後方)し、据え付ける。
3.据付後は、ブロックの高さ・水平・勾配を、水糸・水平器・勾配定規などで確認する。
4.裏込め工および胴込めコンクリートは一段ごと行い、ブロック高さの1/2~2/3程度とする。
排水工
1.排水工は水抜きパイプを2~3㎡に一箇所設ける。ただし、河川護岸または擁壁前面に水位がある場合は設けない。
2.水抜きパイプの取り付けは、本体ブロック前・後壁端部下方に一部厚みを切り欠いた残りの部分をハンマー等で打ち抜き、パイプをセットする。
CADデータダウンロード
▲トップへ戻る
PDFデータダウンロード
▲トップへ戻る